【サクッと500円相当の利益が出る案件】
名古屋市の国民健康保険料が2023年1月からひっそりと電子マネー(キャッシュレス決済)決済で支払うことができるようになりました
利用できるキャッシュレス決済は au PAY、d払い、J-Coin Pay、LINE Pay、PayPay の5種類となっています
【電子マネー】
スマートフォン等で電子マネーのアプリを起動し、納付書のバーコードを読み取ることで、国民健康保険料を納付することができます。
ご利用可能な電子マネー au PAY、d払い、J-Coin Pay、LINE Pay、PayPay
特定のキャッシュレス決済の残高が貯まっている人にとっては、ポイントが現金化できるようなものなのでお得ですね
クレジットカードでの支払いには手数料が発生していましたが、電子マネーでの支払いでは手数料も発生しません
多くの人は手続きが必要
名古屋市の国民健康保険料は「口座振替が基本」とされているので、これまで口座振替により保険料を払ってきた人は、納付書を送ってもらうために区役所の保険年金課あてに連絡をする必要があります
他の市町村ではキャッシュレス決済での支払いが”選択肢”になっていることが多いのに対して、名古屋市ではなぜか口座振替ができない場合の例外的な取り扱いになっていて、なかなか不親切です
【口座振替による納付ができない場合】
保険料は口座振替(自動払込)により納付していただきますが、口座をお持ちでない等の理由により口座振替による納付ができない場合は、区役所へご相談のうえ、以下の納付場所等で納付書により納付していただきます。
ただし、バーコードのないもの(1枚の納付書あたり30万円を超えるものなど)や、バーコードが読み取れないものは名古屋市指定コンビニエンスストア等、モバイルレジ及び電子マネーでは納付できません。
電話連絡の際に口座振替による納付ができない理由を確認される可能性があるので、念のために「銀行口座に入金するための現金が用意できない」等のテキトーな理由を考えておきましょう(そこまでする必要があるのかわかりませんが)
余談:名古屋市は国保の電子マネー払いを普及させるつもりがない?
余談ですが、そもそも名古屋市としては保険料を電子マネーで払ってもらうことにメリットがないんでしょうね
納付書を送付する作業・コストが発生する上に、口座振替よりも納付忘れが多くなりそうです
結果的に徴収コストの増加につながるので、名古屋市は大々的に広報しないのかもしれません
せっかく電子マネーで支払うことができる仕組みを整えたのに例外的な取り扱いになってしまっているのは、なんだか中途半端に思えて仕方がありません(少なくとも近隣の自治体は「口座振替が基本」というような運用はしていないです)
今のところ楽天ペイで保険料を支払うことはできませんが、いずれ楽天ペイが使えるようになったりするとポイント還元などのメリットが出てくるので、なおさら口座振替をする理由が少なくなってきそうです
【サクッと500円相当の利益が出る案件】