シャーデンフロイデ。「他人の不幸で飯がうまい」という感情。

 先日、図書館で「正しい恨みの晴らし方」という斬新なタイトルの本を見つけました。

  実際には恨みの晴らし方は一切書いていなかったのですが、「シャーデンフロイデ」というこれから流行りそうな中2ワードがあったので書いておこうと思います。

シャーデンフロイデとは?

 悪いことをした人がテレビで叩かれていたり、ツイッターなどが炎上しているのを見て胸がスッとしたことはないでしょうか。

 実際に自分が何かしたわけでも、何かされたわけでもないのに誰かが不幸になっているのを見て喜ぶという経験です。

 こうした感情を心理学では「シャーデンフロイデ」(誰かに傷がついた喜び)と呼ばれるそうです。

 日本語では「ざまあみろ」、「いい気味だ」、「他人の不幸は蜜の味」、ネットスラングでいう「メシウマ」などのこの感情を表すことばとして用いられます。

 

 最近だとイイコキャラで売っていたベッキーが不倫騒動や、広告業界を牛耳っている電通の過労自殺問題がネット上ではかなり叩かれていました。

 社会通念上悪いとされていることをした人を叩いてスッキリするというのは、まさにシャーデンフロイデではないでしょうか。

 2016年もあと2ヶ月ですが、今年は週刊文春のせいか特にゴシップ記事が多かったように思います。

 

 他人を叩いてスッキリするというのは、どうやら人間の本能のようです。

 人間は自分に直接的な利益がなくても、他人の価値を落とすことによって相対的に幸福感を感じる生き物のようです。

 この感情が出て来るのを受け止め、うまく対処する必要があるのかもしれません。